やわらかさがやみつきになるサラダにお勧めバターレタス

やわらかさが病みつきになるサラダにお勧めバターレタス

これからの「儲かる農業」

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食味に優れ、厚葉で歯切れの良いニュータイプのサラダ菜です。柔らかな葉ざわりは、サラダ菜のなかで一番美味しいといわれいます。葉は、極濃緑で見栄えよく、耐暑性があり抽苔も遅いので、作りやすい品種です。

種まき後、50~55日位で半結球になったものを収穫しますが、軟白された結球の食味は格別で水耕栽培に向いてます。

和名: バターレタス、バタークランチレタス、バターリーフレタス、スイートリーフレタス
英名: Buttercrunch Lettuce、Butterleaf Lettuce
学名: Lactuca sativa

原産国: カリフォルニア州アメリカ
形態: キク科アキノノゲシ属、一年草
草丈: 20~30cm
栽培期間: 65日
種まき: 下記参照
適正土壌pH: 6.2~6.8
発芽率: 85%
栽培可能地域: 日本全国
プランター栽培: 可能(幅60cmなら3株)
株間: 20cm
連作障害: あり。 1年空ける
栽培難度: ★

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【特徴】
・幅広い作型に適する晩抽種
結球性は年間を通して安定し、晩抽性がすぐれるので、冷涼地の初夏・秋どり、中間地や暖地の秋~年内どり・春どりなど、適温期~高温期の幅広い作型に適します。 一品種で長期間にわたって栽培できるため、計画的な出荷が可能となります。
・形状が安定し、食味は良好
肥大性は中程度で肋はねじれにくく、玉の形状は安定します。 適期の収穫で、球内部の結球葉がほどよく軟白され、苦みが少なく食味がたいへんすぐれています。
・根腐病複合耐病性
高温期を中心に発生するレタス根腐病レース1、レース2に耐病性を示します。 このため、近年増加している両レース混合発生地域においても安心して栽培できます。
・風通しがよく作業性にすぐれる
草姿は立性で外葉がややコンパクトなため、風通しがよく比較的病害が発生しにくい品種です。 また、箱詰め出荷の作業性にもすぐれます。

【適作パターン】
■冷涼地
・2月下旬~5月下旬まき→5月中旬~7月下旬どり
・7月下旬~8月中旬まき→9月下旬~10月下旬どり
■中間地
・8月中旬~9月上旬まき→10月下旬~12月上旬どり
・1月上旬~3月上旬まき→4月上旬~5月下旬どり
■暖地
・8月下旬~9月下旬まき→11月上旬~1月どり
・11月中旬~2月下旬まき→3月下旬~5月中旬どり

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【栽培方法】
通常のレタス栽培と同じです。 日当たりの良い場所で育てる。 冷涼な気候を好み、暑さには弱い。

長くたくさん収穫を楽しむために、茎は切らずに食べる分だけ下から葉をちぎって収穫します。

バターレタスは一般的なレタスとは違って、結球がとても緩いのが特徴で、レタスなのにあまりレタス感がありません。

茎が伸びてそこから葉が伸びるので、丸くなるというより高く育つといったイメージです

ポイントは以下の通りです。
■圃場選定と土づくり
レタスにとって過湿は最も栽培しにくい状態です。 排水のよい場所を選定して栽培してください。 水田跡など水はけが悪い圃場では高畝にして栽培します。
保水と排水を両立させる土づくりのためには、積極的な有機質の投入を行います。 整地時には10㎡当たり20kg程度の完熟堆肥を施します。 また、次々に作物を栽培するのではなく、緑肥を栽培して圃場を休ませることも大切です。 緑肥栽培のメリットとして、強い根による土壌の深墾効果や、すき込みによる有機質の投入効果もあります。 さらに線虫抑制効果の高い種類もあり、総合的な土壌改善に役立ちます。
■若苗定植を心掛ける
発芽をそろえるため、または、生育初期の病害防除や圃場の有効利用などの観点から定植栽培するのが基本です。 しかし、レタスは根が直根性のうえ、定植から収穫までの生育期間が短いので、根の張りが順調に進むように、若苗定植を心掛けてください。 また、定植後は潅水を行い、活着をスムーズに進めてください。
活着後は通常なら潅水は不要ですが、1週間~10日程度降雨がなく、圃場が乾燥している場合は早めに潅水を行います。
■外葉生育期~結球期は要注意
生育期間の中でも外葉生育期~結球初期は、収量や作柄に大きく影響を及ぼす大事な時期です。 この時期は特に注意を払って、圃場の適湿を保ち、病害虫防除を徹底してください。

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