フランス料理で使われる西洋ゴボウ「サルシフィ」

フランス料理で使われる西洋ゴボウ「サルシフィ」
 ヨーロッパ野菜 キク科 バラモンジン属
salsify,oyster plant,vegetable oyster(英)
salsifis(仏)  西洋ごぼう(和)ヨーロッパの南部やアメリカに分布しており、形がごぼうに似ているので日本では西洋ごぼうといわれている。ほとんど スーパーで見ることはないが日本にも明治の初期に入ってきている。葉は非常に広がり長く高さは1mにもなる。夏に紫色の綺麗な花を咲かせるが収穫は葉が枯れてからになる。英語名にオイスタープラントとあるように根にはカキに似た味があるという。地中に伸びた約30cm程の 根の部分を食べる。切ると切り口から白い汁がでる。
この汁がカキに似た風味がありフランス料理に使われる。
スープやグラタン、煮 込みなどに使ったり、ステーキなどの肉料理などのガロニ(付け合せ)に使うといいです。

西洋ゴボウ「サルシファイ」の種